脊柱管狭窄症になってしまうと長い距離を歩けなくなり、大好きな旅行や外出ができなくなってしまうこともあります。
そのため、症状が悪化しないように継続的な対策が必要です。
しかし、脊柱管狭窄症の治療法にはどんなものがあるかわからないですよね。そこでこの記事では、脊柱管狭窄症の治療法の種類や症状が改善されるまでの期間を解説していきます。
ぜひ、ご覧ください。
脊柱管狭窄症の治療法
脊柱管狭窄症の治療法には大きくわけて2つの方法があります。
- 保存療法
- 手術療法
保存療法とは、手術をせずに治療をしていくこと。一方で手術療法は保存療法では効果が期待できなかったり、早期の症状改善を期待するために行われるものです。
詳しく解説していきます。
薬物療法(保存療法)
脊柱管狭窄症では血流が悪くなっていることが多いため、血液循環を促進する薬などが処方されることが多いです。
また、最近では神経障害性疼痛緩和薬(リリカやタリージェ)と呼ばれる薬も登場していきており、興奮した神経を抑制し、痛みを軽減させる目的で処方されます。
また、症状が進行したケースではオピオイド鎮痛薬という麻薬性鎮痛薬とも呼ばれ、強い鎮痛効果がある薬です。
しかしながら、薬物療法はある一定の効果は認められているものの副作用が起こることも多いです。
神経障害性疼痛緩和薬では眠気やめまい、ふらつきが3人の1人の割合で出現します。また、鎮痛効果の高いオピオイド鎮痛薬は、便秘や吐き気を起こすことも。
そのため、薬の副作用が強く出てしまうケースでは処方量を調整しながら薬物療法を行っていく必要があります。
神経ブロック注射(保存療法)
神経ブロック注射とは、局所的に麻酔をすることにより一時的に痛みや不快な症状が取り除く治療法です。
また、効果は一時的であるものの、痛みによって引き起こされていた血管収縮や筋肉の緊張を押さえることもできるため長期にわたって症状が改善することも珍しくありません。
脊柱管狭窄症に最も行われるのは仙骨裂孔ブロック注射です。患者さんの負担が少なく、合併症も頻度が低いことがよく行われる理由です。
神経ブロック注射は直接麻酔を注入するため、効果を期待できる治療法ですが根本的に治すためのものではありません。
そのため、セルフケアや運動療法などを継続して症状の悪化を予防するのが望ましいです。
手術療法
脊柱管狭窄症の手術の対象は保存療法で改善が見られないケースや早期復帰を目指す場合などです。
手術にはいくつかの種類があり、脊柱管狭窄症の原因によってどのような方法が選択されるかが決定されます。
従来のように切開し手術する場合や内視鏡下で行うケースなどが存在します。内視鏡下で行う場合は、切開を行うよりも回復が早く、傷口も目立たないという特徴があります。
しかし、場合によっては医師に高度な技術が要求されるため、必ずしも内視鏡下でできるわけではありませんので注意が必要です。
脊柱管狭窄症の治るまでの期間
脊柱管狭窄症が治る期間は個人差が大きいため一概には言えません。また、治るという表現よりも『うまく付き合っていく』といったほうがより正確です。
脊柱管狭窄症は骨の変形などによって起こることが多いため、治すことがなかなか難しいのが正直なところです。
そのため体の状態を整えて、脊柱管狭窄症の症状があまりできないようにコントロールしてい方が現実的です。
もちろん骨の変形が原因だと確実に分かった場合、手術でその部分を取り除けば症状は緩和されるでしょう。しかし、再発が多いのも知識として知っておかなくてはいけません。
まとめると、脊柱管狭窄症は『治る』というよりも『症状をコントロールする』と考えたほうが日常生活を過ごしやすくなります。
脊柱管狭窄症のリハビリ方法
脊柱管狭窄症の症状を改善する場合、セルフケアやリハビリは非常に大切なポイントです。手術を実施した場合でも、術後のリハビリが必要になってきますよ。
おすすめのセルフケアはスクワットや水泳などです。腰に負担をかけずに全身の筋力を維持したり、血流を促進できます。
反対におすすめしない運動はゴルフなどの体を捻る運動です。体を捻ると必ずしも症状が悪化するわけではありませんが、念のため避けておいたほうが無難でしょう。
どのような運動やリハビリがあるのかは以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
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まとめ
脊柱管狭窄症の治療法には保存療法と手術療法があります。どちらを選択するかは、どのような症状が出ているかだけでなく、今後どのような生活を送っていきたいかなども含めて検討されます。
ちなみに当院でも脊柱管狭窄症の治療に対し力を入れています。
体のバランスを整えることによって手術が回避できた方も多数いるので、お役に立てるかもしれません。
脊柱管狭窄症でお困りの方はご相談ください。