仕事や家庭のストレスがあり、ゆっくり睡眠をとってもなかなか肩こりが取れない。そのような悩みで悩んでる方が多くいらっしゃいます
あなたもストレスからくる肩こりにお悩みではないですか? ストレスが原因の肩こりはどうやったら楽になるのか・・・いつまでも肩こりを抱えたままなのかなと不安になってしまいますよね。
本記事を読むことによって、あなたの肩こりがストレスのせいなのか、そしてその対策はどうすればいいのかをはっきり知ることができます。
ストレスからくる肩こりの対策法を動画も併せてご紹介しております。 是非、ご覧ください。
あなたの肩こりはストレスから?簡単ストレスチェック!
以下の質問に答えることによって、今あなたが抱えているストレスの状態をチェックすることができます。 イエスの数が多くなるほどストレスが強くかかっている状態を意味します。
[box class="pink_box" title="簡単ストレスチェック"]
- 頭痛が起こることが多い
- 肩がよくこる
- 頭がスッキリしない
- 手足が冷える
- 急に息苦しくなることがある
- めまいがよく起こる
- 胃が痛くなることが多い
- 吐き気がする
- うまく眠れない
- 朝起きると疲れている
- 周りに相談する人がいない
- やる気が起きない
- 家庭でもリラックスできない
- 気持ちが晴れない
- 仕事が憂鬱だ
[/box]
[aside type="参考文献"]参考文献「ストレス度チェック(不知火式)」[/aside]
以上のストレスチェックの項目は不知火病院のサイトに記載されているものを一部抜粋したものです。詳細なストレスチェックがおこないたい方は、上のURL をタッチしてください。
上記の質問にイエスが多ければ多いほどストレスがかかっているという判断ができます。
精神的な負担がかかるとストレスホルモンが多く分泌されます。 その結果、ビタミンやミネラルなどの栄養素がストレスを対処するために多く使われてしまい、肩こりになってしまう可能性が高くなるというわけです。
ストレスからくる肩こり対策5選
ここからはストレスからくる肩こりにおすすめの対策を紹介します。 ほとんどが今日から自宅で実践できるものを公開しております。
ストレスからくる肩こりと頭痛でつらい方には「頭寒足熱」
ストレスからくる肩こりと頭痛でお悩みの方は、「頭を冷やし」「足を温める」ケアがおすすめです。 ストレスが強くかかっている方は自律神経が乱れてる場合が多く、頭に熱がこもりやすくなってしまっているためです。
頭はタンパク質でできています。頭に熱がこもってしまうと、卵の白身に熱を加えるように変性してしまうことがあります。
その結果、脳の機能がうまく働かなくなってしまい、自律神経も乱れやすくなる可能性があります。
また、頭に熱がこもっている方は足先が冷えていることがよくあります。 そのため全身の熱を整えたり、血液循環を良くしたりするために頭寒足熱という考え方が必要になります。
具体的には氷枕や濡らしたタオルなどで頭を冷やしたり、 足湯や湯たんぽなどで足先を温めることが重要です。
全身の熱のバランスが整ってくると脳の機能もしっかりと働きやすくなり、自律神経が整ったり、ストレスにうまく対応できたりします。 結果的に肩こりや頭痛の症状もスッキリする可能性があります。
[aside type="normal"]参考文献「頭寒足熱の温熱生理学的検証(2004年)」[/aside]
ストレスで背中がガチガチな人のための「四つん這い体操」
ストレスで背中がガチガチな人には上記で解説した頭寒足熱の他にも、「四つん這い体操」も有効です。 この四つん這い体操は背骨の歪みを取るために作られたもので、背中の筋肉も整えることができます。
方法はいたって簡単。四つん這いになり左右交互に肘を曲げていくだけです。
これをおこなうことにより、背骨のねじれが左右で均等になり、結果として背骨が整いやすくなります。回数は左右で30回程度尾目安にしましょう。
写真では少し分かりづらいところがありますので、動画でご覧ください。
背骨の周りのハリを解消する「背骨スッキリ体操」
こちらの体操も背中がこってどうしようもない方にオススメの体操です。背骨のカーブをしっかりと作り、筋肉のバランスを整えてくれます。
こちらの方法も今日から自宅でおこなうことができます。
先ほどと同じように四つん這いになりましょう。四つん這いになったらこのようにお尻の辺りからぐっと曲げるようなイメージで丸めていきます。
そして今度は反対に背骨をそらしながら顔を上に向けます。これを繰り返していくと背骨のカーブが美しくなり、 背中の筋肉も整いやすくなります。
この方法を行うことにより、背骨に柔軟性がでて、カーブが美しくなります。画像で分かりづらい方は動画もご用意してますのでそちらもご覧ください。
ストレスで肩甲骨のハリがひどい人のための「タオルストレッチ」
肩甲骨のはりが強い方にはタオルを使ったストレッチがオススメです。 タオルを使ってストレッチをおこなうことにより、自分の力だけでは伸ばせないところもしっかりと伸ばすことができます。
また、この方法は自律神経の乱れを整えるのにもおすすめの方法です。ストレスが多い方が積極的におこなうことにより、ストレス解消にもなるでしょう。
まずはタオルを持ちながら写真のように腕を伸ばします。
続いて深呼吸しながら、少しずつ下に降ろしていきます。イメージとしては、3回目の呼吸で一番下に下がるようにしましょう。
そして深呼吸をしながら再び上に戻します。
目安としてこれを3セットおこないましょう。このタオルを使った方法をおこなうことにより、肩甲骨に関係する筋肉がバランスよくストレッチされます。結果として、肩甲骨の動きが良くなりスッキリしていきます。
また、肩甲骨周りは自律神経が豊富にあります。ここが緊張してしまうと、ストレスを余計に受けやすくなってしまう可能性もあるでしょう。そのため、しっかりと肩甲骨周りをほぐすのは非常に大切なケアとなります。
動画で確認したい方はこちらをご覧ください。
ストレスで自律神経が乱れている方のための「温冷浴交代法」
ストレスで自律神経が乱れてる方にはお風呂を使っての温冷浴交代法がおすすめです。 温かいお風呂と冷たいお風呂に交互に浸かることにより疲労回復効果が高まり、自律神経を整えやすくすることができます。
自宅で実践するのは少し難しい場合もありますので、スーパー銭湯などにいった際におこなうと良いでしょう。では実際にどのように実践すればいいのかをご説明いたします。
- お風呂でしっかり体の芯まで温まる。
- 水風呂に入り吐く息が冷たくなるまで1〜2分程度浸かる(心臓の弱い方は半身浴)。
- また、お湯風呂で温まる(サウナでも可)。これを繰り返すことによって、手の先や足の先がジンジン温かくなります。
この流れを3セット繰り返します。
最後は冷たいお風呂で終わるのがベストです。しかし、お風呂から上がった際に冷えるのが嫌な方は最後の冷却に体は浸からず、手首・足首だけを30秒ほど水風呂につけてあげましょう。
また、頭を軽く水で流すだけでも身体の保温効果につながります。
まとめ
ストレスが強くかかっている方は肩こりになりやすいといわれています。ストレスと戦うためにホルモンをいつもより多く分泌しなければいけなかったり、 自律神経が乱れてしまったりするためです。
ストレスからくる肩こりを楽にするために5つの方法をご紹介しました。 ほとんどのものが今日から自宅でできる方法ですので、実践してみることをおすすめします。
仕事や家庭からのストレスは完全に解決することが難しい場面が多々あります。そのような時には心ではなく体から楽にしてみましょう。体は楽にすることによって、 ストレス解消にもつながり、心身ともに整うケースも多いです。
5分でもいいので自分のための時間を取って、 心も体も楽にしていきましょう。