ぎっくり腰になってしまったら
「どのくらいで仕事に復帰できるのかな…」と、不安になりますよね。先に答えを言ってしまうとおおよそ3〜4日程度で復帰できることが多いです。
1〜2日程度では痛みが強く残ってしまい、仕事を行うなうのが厳しいかもしれません。この記事では、ぎっくり腰になった際の職場復帰について詳しく解説します。
ぎっくり腰で仕事復帰するのは何日必要?
ぎっくり腰になってしまってから仕事に復帰するまでには、大体3~4日を目安に考えるといいでしょう。
重度のぎっくり腰になった当日は動くこともままならず、日常生活を送ることは困難。仕事の内容にもよりますが、いつも通りの業務をこなすことは難しくなります。
ぎっくり腰の程度にもよりますが、2~3日で少しずつ動けるようになることが多く4日目には仕事へ復帰できることが多いようです。
しかし、配送業や大工など重い荷物を頻繁に持つような仕事では少し事情が異なります。ぎっくり腰になった原因を突き止め、完治に向けてしっかりと治療を受けることが大切です。
早く職場復帰するために必要なこと
ぎっくり腰になってしまうと早く職場に復帰しなくてはいけない気持ちになり
- 「なるべく安静にしよう」
- 「動かないようにジッとしてよう」
と、思ってしまいますよね。
しかし、ぎっくり腰からの回復方法は以前の常識とは変わってきました。詳しく解説していきます。
安静にしすぎない
安静にしていると、日常生活を普段通りに過ごした人より回復が遅くなることがわかっています。
なぜなら、安静にすればするほど筋肉の緊張がほぐれるのが遅くなってしまうからです。その結果、痛みが起きやすくなってしまいます。
さらには体を動かさないことにより血液の流れも悪くなるので痛みを感じる物質がとどまりやすくなります。
以前は安静にすることが一番と考えられてきましたが、動ける範囲で体を動かした方が腰回りの筋肉を維持し痛みを感じる物質を押し流すことができるのです。
ちなみにデスクワークなど、動かなければ酷い痛みが出ないようであれば1日目から職場への復帰も可能です。しかし、長時間同じ姿勢でいることも悪影響になりやすいのでこまめに動くことが必要です。
できるだけいつも通りの生活を過ごす
先程記述した通り、ぎっくり腰になったら普段と同じように日常生活を送ろうとした方が回復が早くなります。
しかし、海外では「魔女の一撃」と呼ばれるほどの痛みですのでなかなか思い通りに動くのは難しい場合もありますよね。
その場合は、痛み止めや湿布薬を使うことで痛みを緩和すると日常生活を送りやすくなるので利用すると良いでしょう。
ただし、激しい運動や重い荷物の持ち運びは症状を悪化させるリスクを伴うので仕事の内容によっては復帰の時期を遅らせる検討も必要です。また、安静が必要なケースもありますので専門家の指示を仰ぐことをおすすめします。
ストレッチを行う
痛みが治まってきたら簡単なストレッチを行いましょう。
日常動作ができるようになってくる3~4日目くらいから無理のない範囲で行うといいでしょう。
腰回りというよりは、ふくらはぎ、もも裏、お尻、背中など全身の筋肉を伸ばすようにすると良いですね。早々の復帰のため寝る前などにストレッチを実施してみてください。
体の疲れをしっかりとる
体の疲れを取ることで治療の効果を高める効果が期待できます。
また、疲労を抜くことで体内の巡りがよくなるため筋肉の緊張が解けやすくなり、痛みを感じる物質も流れやすくなります。
疲れが取れないまま過ごしていると再発のリスクが高くなってしまうので、睡眠をしっかりととり、ストレッチを行うなど疲労をとる工夫を行い早く職場に復帰できるようにしましょう。
まとめ
ぎっくり腰になった場合、なるべく普段通りの生活をするように心がけましょう。
安静にしすぎると筋肉が衰退しするばかりか、痛みが長引きやすくなります。
早めに職場へ復帰するためには無理のない範囲で普段通りに過ごし、緊張の緊張が長引かないように心がけることが必要です。
そして、痛みが引いてきたらストレッチなどを取り入れ回復を促しましょう。