ぎっくり腰は日本人の多くが経験する比較的ふれた症状です。
一度、ぎっくり腰を起こしてしまうと体を自由に動かせなくので、日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。
この記事ではぎっくり腰と年齢・性別との関係について詳しく解説していきます。
ぜひ、ご覧ください。
ぎっくり腰が起こりやすい年齢は?
ぎっくり腰はどの年齢でも起こる可能性があります。また、性別もとくに関係ありません。
その中でもとくに20〜50代では仕事でストレスを抱える人が多くなり発生する確率が高くなることは知られています。
この年齢に達すると、仕事も本格的にスタートし、生活習慣が乱れやすくなってくるため体に負担がかかることが多くなるのです。
その結果、筋肉が緊張しぎっくり腰を起こしやすくなると言えるでしょう。
特に30代からは運動をする機会が少なくなる傾向があります。更には、仕事で同じ姿勢を維持しないといけないような状況では機能性の低い体へと変化していってしまう可能性があります。
そのような状態の中、いつもと同じように重い荷物を持とうとしたり、無理のある姿勢で作業をすると知らず知らずのうちに体に負担をかけてしまいぎっくり腰へのリスクが高まることに。
生活習慣が乱れていたり、ストレスの多い生活を続けているのなら年齢に関係なくぎっくり腰が起こってしまうでしょう。
そもそもぎっくり腰ってどんな症状?
ぎっくり腰とは、急激に腰に強い痛みが走る状態の総称を指します。
急激に腰回りの筋肉が緊張してしまったり、なんらかの原因で炎症が起こり痛みを引き起こします。
痛みの程度はそれぞれですが、場合によっては立ち上がることができずその場から動けなくなってしまうことも。
発症してから1~2週間程で症状が治まっていくことが多く、痛みさえ治まれば通常の生活に戻れます。
しかし、日にちが経過しても全く症状が良くならないようであれば他の疾患を疑ってみてもよいかもしれません。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因として多いのは腰に過剰な負担かかることです。
瞬間的に強い負担がかかったときにぎっくり腰になることが多いですね。
それ以外の原因でいうと、一見関係ないように思いがちですが、日頃の食生活も深く関係してきます。
人の体は食べたものを吸収、分解し作られています。普段からバランスの崩れた食事をしていると筋肉を柔らかく機能的に維持することが難しくなり、ぎっくり腰を引き起こす引き金にも成りえるのです。
人によってライフスタイルは様々ですが、高校生までは保護者の下で生活する方が比較的栄養の高い食生活を送りやすいと言えます。
しかし、年齢が進むにつれ人付き合いやライフスタイルの変化から食生活は偏りがちになる傾向が高くなりますので注意が必要です。
食事とぎっくり腰は思っている以上に関係があるので、一度自分が食べている食事を見直しても良いかもしれません。
まとめ
ぎっくり腰は年齢・性別に関わらず疲労、ストレス、栄養不足など様々な要因で発生する症状です。
普段から自分自身の日常を思い返し原因になりそうなものはないか考えることで予防ができるかもしれません。
食事の内容を携帯で記録したり、好きなことをする時間を作ったりと自分に目を向ける時間を作ることが大切です。
ぎっくり腰になってから痛みが全く治らず、逆に悪化してしまった場合は他の疾患が考えられますので早急に病院を受診しましょう。