種類は違えど、様々な頭痛で日頃から辛い思いをしている人は多く、殆どの人が頭痛改善のために四苦八苦していることでしょう。
そんな多くの人を苦しめている厄介な頭痛に、「栄養」が関係するという事実があるのはご存知でしょうか?
しかし、「頭痛と栄養」と言われてもいまひとつ結びつかない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな頭痛と栄養の関係について詳しく解説をしていきたいと思います。
これまで、長い間頭痛に苦しめられている人。頭痛の改善方法に栄養が関係することがいまひとつ結びつかない人などは是非一読下さい。
頭痛予防に有効なマグネシウム・ビタミンB
まず頭痛予防に有効な主な栄養素が以下のふたつ。
- マグネシウム
- ビタミンB
片頭痛などについてはまだ明らかな原因は解明されていませんが、脳血管の異常収縮からの拡張時に三叉神経という神経を刺激させて起こると言われています。
この脳血管の異常収縮と拡張にはセロトニンという神経伝達物質が関与されており、このセロトニンを合成されるのに必要なものは皆さんも聞き馴染みのあるミトコンドリア。
そして、このミトコンドリアの働きに関係する栄養素がマグネシウムとビタミンBだとされています。
マグネシウムが多く含まれている食品は「大豆食品」「海藻」「玄米」。
ビタミンBが多く含まれている食品は「肉」「魚」「牛乳」などに多く含まれており、日頃から洋食ではなく和食を意識した食生活を意識することが頭痛予防の近道となるでしょう。
糖質に摂りすぎも頭痛悪化の一因
糖質の過剰摂取は頭痛悪化の大きな要因。
体内に過剰な糖質が存在することで、たんぱく質を変性させてしまい身体の生理的機能を著しく乱してしまいます。
いわゆる糖化という専門的な言われ方をするものですが、血管を傷つけたりすることで動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの重篤な疾患にかかってしまう危険性も。
そのひとつの症状として頭痛を引き起こしてしまうケースもあるため、糖質の過剰摂取による頭痛には重篤な疾患にかかってしまうリスクがあることを理解しておくべきでしょう。
ただ、過度な糖質制限にも注意
糖質の過剰摂取における重篤な疾患のリスクに関してはある程度ご理解頂けたことでしょう。
そうなると、糖質を制限しようと考える人が多いのですが少しお待ちください。
実は、糖質制限も過度に行ってしまえば返って頭痛のリスクが高まることがあるため注意が必要!
実は過度な糖質制限を行うことで、身体は著しい「低血糖」状態になってしまいます。
身体はこの低血糖状態を何とかしようと大量のアドレナリンを放出。
アドレナリンは皆さんご存じのとおり、興奮物質のため、血管が収縮しまうことに。
著しい血管の収縮は頭痛の要因となるため、結果的に低血糖状態が酷くなると頭痛という症状が出現する危険性があるということです。
まとめ
頭痛には栄養が関係していることはご理解頂けましたか?
もちろん、栄養は頭痛の原因のひとつに過ぎません。
栄養の他にも正しい生活習慣・正しい姿勢・適度な運動など多くの要因が頭痛に関係しており、自分で全てを改善することが困難な場合も。
そんな時は是非整体院を頼ってみてはいかがでしょうか?
整体は身体を揉みほぐすだけでなく、歪みの改善。バランスを正すという技術も兼ね備えています。
日頃からの姿勢や身体の使い方により、頭痛を引き起こしてしまっている人が多い昨今で、頭痛で整体院へ来院されている人も急増中です。
もし、あなたの頭痛が思うように改善しない場合は、整体院を利用してみることも頭痛改善への近道になるかもしれません。