暑くもないのに大量に汗をかいてしまうと、日常生活に支障がでてしまいますし、恥ずかしい気持ちにもなってしまいますよね。
そんな時、「大量に汗をかいてしまうのはどんな原因があるんだろう…」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで本記事では、大量に汗をかいてしまう原因について解説していきます。ぜひ、ご覧ください。
自律神経が乱れると手足に汗をかきやすい
自律神経が乱れると交感神経が過敏になり手足に汗をかきやすくなることがあります。これは精神的ストレスが関連していることが多く、緊張しているときや不安を感じた時に大量の汗をかくといわれています。
自律神経は興奮とリラックスを自身の意志とは関係なく無意識にコントロールしているのが特徴。
そのため、「絶対に失敗できない」といった状況やプレッシャーがかかるスポーツをしている時、目上の人との会話で威圧感を感じている状況下では交感神経が優位になってしまうのです。
精神的な要因により自律神経が乱れ、リラックスする場面でも手足に大量の汗をかいてしまう可能性があります。
人によっては機能性低血糖の可能性も
機能性低血糖とは糖質の摂りすぎにより血糖をコントロールできなくなっている人に起こる身体的、精神的不調を指します。
比較的多くの方が機能性低血糖になっていると言われており、その症状の一つとして手足に大量の汗をかくことがあります。
機能性低血糖の初期症状では汗に加え、以下のような症状が出ることがあります。
- 疲労感
- 不眠
- 集中力の欠如
- 不安感
- めまい
- 過食
- 拒食
などの症状が出現します。
悪化すると発作的に暴れたり泣いたりと自身の感情をコントロールできなくなってしまうことも。更にはひどくなると精神混乱、幻聴、幻覚、自傷行為、自殺観念などの症状がでる可能性もあります。
これらの症状を誘発する糖質は甘いスイーツにはもちろん、お米、パン、うどん、芋類、ジュースなど数えきれないほど様々な食品に大量に含まれています。
そういった食品は安価で買いやすいため、多くの家庭の食卓で多用され、機能性低血糖のリスクを高めてしまうのです。
手足に大量の汗をかくようになったら機能性低血糖の可能性もあるかもしれません。
自律神経の乱れと機能性低血糖の見分け方
食事のタイミングなど関係なく症状が起こる場合は自律神経の乱れである可能性があります。なぜなら、自律神経は無意識に24時間働いているのでどのタイミングで症状が現れるかは人それぞれだからです。
反対に食べ物を食べた後に症状が起こる場合は機能性低血糖の可能性があります。このような理由からどちらの可能性が高いかを食事により簡易的に判断をすることが可能です。
まとめ
手足に大量の汗をかく理由は自律神経の乱れや機能性低血糖が考えられます。
少し汗を程度なら問題はありませんが、大量の汗をかいている場合は異常を疑ってみましょう。