肩こり

この肩こりって脳梗塞の前兆?見逃せない3つのサインを公開

頭を押さえる女性

「この肩こりって脳梗塞かな?」「いつもは肩こりにならないのに急になると不安だな・・・」

普段は肩こりを感じていないのに、急に「あれ?肩がこる・・・」と不調を感じると不安になりますよね。

結論から言うと、突然起こる原因不明の肩こりに脳梗塞の前兆である場合があります。そのため、肩こり以外に脳梗塞特有の症状がでていないかのチェックも必要。

本記事では脳梗塞の前兆の可能性がある肩こりと、問題がない肩こりの見分け方を具体的に紹介していきます。

[box class="pink_box" title="この記事でわかること"]

  • 脳梗塞かどうか判断できる3つのチェック項目
  • 脳梗塞の前兆で起こる症状一覧

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脳梗塞かどうか判断できる3つのチェック項目は?顔・腕・言葉をチェック

突然起こった原因不明の肩こりが「脳梗塞の前兆?」と不安になった際に実施ほしい3つのチェックがあります。それがFAST(ファスト)と呼ばれるチェック方法。具体的には以下の項目をチェックしていきます。

[box class="glay_box" title="FAST"]

  • 顔の動き
  • 腕の動き
  • 言葉をしっかり発音できるか

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ひとつずつ解説していきましょう。ちなみにどれか一つでも該当すれば脳梗塞の可能性があります。

【チェックその1】顔の動き

笑顔の女性

脳梗塞になった場合、脳からの指令が正しく伝わりません。そのため体をうまく動かすことができない可能性が高まります。

顔は微細な動きが要求される部位。脳の異常がわかりやすいと言われています。顔の動きのチェック方法は笑うこと。脳梗塞の前兆である場合、以下のような特徴が現れます。

[box class="glay_box" title=""]

  • 片方の顔が下がっている
  • 片方の口角が下がっている

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脳梗塞によって、片方の顔の筋肉の動きが阻害されてしまった結果です。まずはニッコリ笑ってみて顔の動きが正常かチェックしてみましょう。

【チェックその2】腕の動き

続いては腕の動きです。脳梗塞の前兆であれば、顔の動き同様、腕の動きにも異常がでます。腕の動きのチェック方法は両腕を挙げること。

脳梗塞の前兆である場合、以下のような特徴が現れます。

[box class="glay_box" title=""]

  • 片方の腕が挙がらない
  • 片方の腕が下がってきてしまう

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腕の動きのチェックは顔の動きのチェックよりもわかりやすい場合があります。是非、チェックしてみましょう。

【チェックその3】言葉をしっかり発音できるか

喋りかける看護師

言葉を発音する筋肉も脳によって支配されているため、脳梗塞になった場合にはうまく言葉を発音することができない可能性があります。

そのため言葉がしっかり発音できるかのチェックも必要です。脳梗塞の前兆である場合、以下のような特徴が現れます。

[box class="glay_box" title=""]

  • ろれつが回っていない
  • なかなか言葉がでてこない

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自分の名前や生年月日、住所などを口に出してみて正しく発音できているかを確認してみましょう。また、そもそも名前や生年月日、住所などを思い出せない場合は危険です。

そのような場合は脳梗塞の前兆であることを疑います。

3つのチェックのうち1つでも当てはまるなら今すぐに病院へ

救急車の模型

顔の動き、腕の動き、言葉の発音のうちどれかひとつでも異常を感じた場合、脳梗塞の前兆である可能性があります。そのため、今すぐに病院へ行きましょう。

脳梗塞は脳への血流が遮断されている状態。脳細胞に血液が供給されず、時間の経過とともに脳細胞が死滅してしまいます。脳細胞が死滅してしまうと後遺症が残る可能性もあるため、一刻も早い受診が必要です。

脳梗塞の前兆で起こる症状一覧

鼻を抑える女性

ここからは上記のチェック項目以外の脳梗塞の前兆で起こる症状を紹介していきます。先に一覧を紹介すると以下のような症状があります。

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  • 突然起こる顔や手足のしびれ
  • 手足の脱力感
  • 突然片目、もしくは両目が見えなくなる(見えにくくなる症状も含む)
  • 突然起こるめまい
  • 突然うまく歩けなくなる
  • 突然起こる原因不明の激しい頭痛

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万が一上記のような症状が起こった場合は、早急に病院を受診する必要があります。

脳梗塞で行くべき診療科は?脳神経外科に行こう

脳梗塞の疑いがある場合には、脳神経外科に行きましょう。脳神経外科に行くことによって、万が一脳梗塞であったとしても適切な処置ができる可能性が高いです。

「脳神経内科でも良いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。簡単に脳神経外科と脳神経内科の違いを解説しましょう。

脳神経外科 脳神経内科
脳や脊髄の手術を担当。脳梗塞などの疾患に対して、適切な処置をおこなう診療科。 脳や脊髄の疾患を診断する。脳梗塞などの手術が必要なケースがあった場合、脳神経外科へ紹介する。手術では治療が難しい疾患を担当する診療科。

このように脳神経内科では脳梗塞に対し手術をおこなうことができません。そのため、最初に脳神経内科を訪れても二度手間になってしまう可能性があるのです。

脳梗塞の前兆があり、病院へ受診したいと思う場合は救急車を呼ぶか、もしくは脳神経外科、総合病院へ行くことをおすすめします。

肩こりが脳梗塞の前兆かどうかについてまとめ

突然起こる肩こりは脳梗塞の前兆である可能性があります。しかし、焦る前に本記事で紹介した3つのチェック項目を実施してみましょう。

どれかひとつでも該当したら脳梗塞かもしれないので、すぐに病院へ受診する必要があります。しかし、該当しない場合は心配し過ぎずに様子を見ましょう。

  • この記事を書いた人

鎌谷直也|柔道整復師

これまで整骨院に8年間所属し年間5000人以上の患者様への施術をとおして、たくさんの症状と向き合ってきました。整骨院での、複数店舗の院長や複数店舗の運営管理を経験した経験を生かし、一人一人にしっかり向き合い喜んでいただきたいと思い、東村山市にプライベートサロン「コツリバ」をオープンしました。 施術を通してお客様の一時的な痛みを直すだけでなく、根本的な改善を行い、 人生をよりよく楽しんだり、笑顔になっていただけることが何よりも喜びです。 今までどこへ行っても良くならなかった方、長く苦しんでいて諦めている方の力になりたいと思っています。ご縁に感謝いたします。 どうぞよろしくお願いいたします!!

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