「椎間板ヘルニアの痛みはどのぐらいで治るのだろうか?」
そう疑問に思う方も多いです。痛みが継続する期間は炎症している期間とも捉えることができるため、炎症期間を知ることでおおまかな目安がわかります。
この記事では椎間板ヘルニアの炎症期間について解説していきますのでぜひ、ご覧ください。
椎間板ヘルニアの炎症期間
椎間板ヘルニアの炎症期間は個人差が大きいため、一概には言えません。椎間板ヘルニアの状態や種類がその人によって異なるため、それに伴って炎症期間も違ってくるためです。
しかし、病院で行う保存療法では3ヶ月程度にわたって炎症を抑える薬を服用することも多いことから【3ヶ月】という期間が一つの目安になるかもしれません。
専門医でない限り今炎症が起こっているのか、おさまっているかの判断は難しいため、自分で判断はせず病院などを受診する必要があると言えるでしょう。
椎間板ヘルニアは放置しておいて治るの?
実は椎間板ヘルニアは放置しておいても治る可能性があります。
破れてしまった椎間板が人体の持っている自然治癒力によって元通りになることがあるのです。より正確にいうと、完全に元通りにはなりませんが正常な形に近づくつれ症状が徐々に和らぐことも。
ただ、だからといって椎間板ヘルニアを放置して良いかというとそれは違います。なぜなら自然治癒するのは一部であり、また、自分がなっている椎間板ヘルニアが放置しても治るものかどうかの判断は困難だからです。
そのため椎間板ヘルニアの症状が現れたり、診断された場合にはしっかり治療を継続していく必要があるといえるでしょう。
ちなみに椎間板ヘルニアと診断されると手術を頭に思い浮かべる方も多くいますが、実はかなりまれなケースです。痛みや痺れが軽度であれば保存療法(薬や物理療法)で対処するケースがほとんど。
「椎間板ヘルニアになったら手術かな…」と、不安がることはありませんよ。
椎間板ヘルニアはなぜ起こるの?
「椎間板が破れ髄核組織が脱出た状態」になっている椎間板ヘルニアは、様々な要因が重なって起こるものと考えられており、ひとつの原因だけでは起こりません。
代表的なところでいうと、
- 重たいものを持つ
- デスクワーク
- 外傷
- スポーツ
- 加齢
- 不良姿勢
などの要因が重なり発生すると考えられます。
椎間板ヘルニアの原因は一概に言えませんが普段からのメンテナンスが大切であることは間違いありません。
まとめ
椎間板ヘルニアは放置していても治る可能性のある疾患です。ただ、だからといって放置することは得策ではありません。
根本的な原因がわからないと再発を繰り返したり、悪化してしまい手術なんてことにもなりかねません。できるだけ早めに治療を行うことが大切ですよ。