「自律神経が乱れている気がする…」
「でも、どうやったら自律神経って整うの?」
体の不調が続き、自律神経が乱れているかもと思っている方はとても多いですよね。そこで本記事では、自律神経の自宅でできる自律神経の整え方をご紹介します。
ぜひ、ご覧ください!
そもそも自律神経とは?
そもそも自律神経とは無意識に生命活動をコントロールしているアクセルとブレーキのようなもの。
自律神経が持つ役割は血液循環・呼吸・新陳代謝・消化吸収・体温調整などの調整です。24時間365日休むことなく無意識にコントロールしています。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分類され、それぞれの機能をうまく働かせながら機能を保っています。ちなみにアクセルのように心と体を緊張させ興奮状態に導くのが「交感神経」、心と体を鎮めリラックスした状態に導くのが「副交感神経」です。
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが非常の大切であり、どちらかの神経ばかりが優位になり続けると自律神経失調症になってしまうこともあります。
自律神経失調症になってしまうと、うつ状態のようになってしまったり、緊張状態が続き不眠などを引き起こす場合もあります。
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れてしまう原因は生活習慣が関係しています。具体的に以下のようなものです。
- ストレス
- 体を冷やす
- 便秘
- 寝不足
- 運動不足
- 疲労
- 季節の変わり目
- 乱れた姿勢
- 乱れた食生活
- 考え方
上記の項目をご覧頂ければわかるとおり、自律神経には様々な事柄が影響を与えています。そのため、自律神経が乱れているといってもどのようなことが関係しているのかを調べていく必要があるのです。
自律神経の整え方
自律神経は生活の中のちょっとした意識で改善していくことができます。手間や時間がかかると継続していく事が難しいので。無理なく続けられる方法を選び実践していくことが大切です。
以下の自律神経を整える方法を具体的に説明していきます。自分のできそうなことから始めてみましょう。
姿勢を意識する
猫背やスマホの見過ぎで悪い姿勢を続けていると、自律神経が乱れる原因になってしまいます。
悪い姿勢でいると背中や肩、そこからつながっている頭蓋骨を包む筋肉も硬くなり自律神経が乱れやすくなってしまうのです。
そのため、背筋を上に向けてスッと伸ばした綺麗な姿勢を保つことがおすすめ。お腹と背中をくっつけるようなイメージで適度な力をお腹に入れて綺麗な姿勢を保つのが良いでしょう。
ストレッチを行なう
筋肉が硬直していると、自律神経の乱れを引き起こす要因になります。そのため、肩回りの筋肉をほぐすには寝る前にストレッチを取り入れることがおすすめです。
デスクワークなどで固まりがちな筋肉の緊張と硬さを緩めることは睡眠による疲労回復効果を手助けしてくれます。ストレッチを行う際は痛気持ちいい程度の強度で行うのが良いでしょう。
筋肉をほぐすために左右対称に体を動かせるウォーキングや自転車を行うこともおすすめです。
塩分の摂取を控える
塩分を摂りすぎると腎臓に負担をかけ胃も疲労させてしまいます。塩分が多く含まれている外食、加工食品、レトルト食品などの食事は控えるのがおすすめ。
腎臓は血液のろ過や血圧の調整を行ない血を作るホルモンを分泌している大切な臓器です。腎臓が弱るとほてりや冷え、むくみなどの自律神経症状が出てきてしまうことがあるのです。
できるだけ塩分が強い食べ物・飲み物を摂取しましょう。
睡眠をしっかり取る
睡眠の質が落ちると交感神経と副交感神経のバランス崩れてしまいます。質の良い睡眠を得ることによって、自律神経が整いやすくなり、健康上の様々なメリットを得ることができます。
仕事や家事、育児で忙しい方も多いですが最低でも1日6時間程度の睡眠を取るように意識しましょう。
まとめ
自律神経は私達の意識とは関係ないところで動いていますが、生活習慣を意識的に変えていくことで乱れがちな自律神経を整えることができます。
自律神経が乱れると生活の質が低下してしまうので、規則正しい生活と塩分の低い食生活や軽い運動を意識的に実施しましょう。