「下痢も続くし、腰も痛い・・・」
下痢と腰痛が併発することはあまりなく、不安な気持ちになってしまいますよね。
結論から言うと腰痛に伴って起こる下痢が続いた場合、病院への受診をおすすめします。いくつかの病気の可能性が考えられ、放置しておくと症状が悪化してしまう可能性があります。
本記事では、
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- 腰痛に伴って起こる下痢で考えられる病気
- 病気が疑われる場合、受診した方が良い診療科
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に、ついて解説していきます。
腰痛に伴って起こる下痢が続いた場合は病院を受診しよう
腰の痛みと下痢が同時に起こり、なおかつその症状が継続している場合は、病院への受診をおすすめします
実際に537名の医師にアンケートを行った調査結果によると90%の医師が「病院に行くべき」と回答しました。いくつかの病気の可能性が考えられるため、放置するリスクが高いからです。
なるべく早い段階で原因を特定し、必要ならば治療を受けることをおすすめします。
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参考文献「腰痛を伴う下痢、病院へ行くべき?537名の医師に聞いてみました」
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腰痛に伴って起こる下痢の原因は?考えられる3つの原因
腰痛に伴って下痢起こる可能性のある病気は以下の3つが代表的です。
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- 炎症性腸疾患
- 感染症
- 大腸がんの骨転移
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ひとつずつ解説します。
炎症性腸疾患
炎症性腸疾患とは、自分の免疫細胞が自分自身の細胞を攻撃してしまう病気のことを言います。炎症性腸疾患は大きく「クローン病」と「潰瘍性大腸炎」に分類。
どちらに関しても代表的な症状に下痢があり、ときに腰痛も起こることがあります。炎症性腸疾患になった場合には、病院での適切な治療が必要です。
また、炎症性腸疾患は指定難病にも認定されているため早期に治療を行いましょう。
感染症
細菌やウイルスに感染している場合、下痢とともに腰痛が起こる可能性があります。また、周りの方の感染させてしまう恐れもあるためなるべく早い段階で病院を受診しましょう。
なお、感染症である場合は、適切な薬な薬を服用することによって症状が軽快することがほとんどです。
大腸がんの骨転移
大腸がんが骨に転移した場合にも、下痢とともに腰痛が起こることがあります。がんの既往がある、体重が減る、食欲不振などのその他の症状が起こっている場合には注意が必要です。
受診したほうが良い診療科は?おすすめは消化器内科もしくは一般内科
腰痛とともに下痢が起こった場合、消化器内科もしくは一般内科を受診しましょう。本記事で紹介した疾患以外にもいくつかの病気が考えられますが、最初に消化器内科もしくは一般内科を受診することで、適切な診療科を紹介してもらえる可能性もあります。
自分で診療科を考えるよりも医師に適切な判断を仰いだほうが効率的です。
まとめ
腰痛とともに起こる下痢が継続している場合、病院への受診をおすすめします。稀ではありますが、炎症性腸疾患などの指定難病に認定されている病気の可能性があります。
いつかは治ると症状を放置することはせず、まずは消化器内科や一般内科を受診しましょう。