忙しい日々のなかで「昼寝」は身体の疲れを癒す貴重な時間。「パワーナップ」なんて言葉もよく耳にしますよね。
しかし長時間昼寝をしてしまい、かえって生産性の悪い時間を過ごしてしまっている方も多いのではないでしょうか?
今回は「昼寝に最適な時間や効果的な活用方法」について解説します。
もくじ
昼寝をするメリット
昼寝は小さな子どもだけでなく、忙しく働く大人にとっても多くのメリットがあります。
- 体力や精神力の回復
- 免疫力の向上
- ストレス緩和
上手に昼寝を活用することで心身の疲れをリフレッシュさせるだけでなく、免疫力が向上し、ストレスを軽減することができますよ。
また適度な昼寝で疲れがとれると、記憶力や集中力アップにも繋がるという嬉しい効果もあります。
昼寝に最適な時間帯
昼寝には最適な時間帯があり「昼食後の午後1時~3時」がもっとも効果的とされています。
この時間帯は、体内時計の影響で体温が下がり眠気が生じやすい時間。眠たいときに無理をするより、身体をリフレッシュするために少し昼寝をするほうが、かえってあとの時間を効率よく使うことができるでしょう。
ただし長時間の昼寝は夜の眠りを浅くしてしまい、生活リズムを狂わせる原因になるため控えてください。
昼寝に最適な時間は
- 昼食後の午後1時~3時のあいだ
- 20分程度の短時間
と覚えておきましょう。
心地良い昼寝のコツ
心地良い昼寝には、最適な時間以外にも5つのコツがあります。以下のようなポイントを意識して取り入れてみてください。
1.静かな場所を選ぶ
昼寝をするときは静かな場所を選ぶことが大切。騒音のある場所ではなかなか眠りに付けず、イライラしてしまいます。
また室温も大切なポイント。昼寝をする場所は、エアコンなどで室温が整った静かなところを選びましょう。
2.横になる
昼寝をするときは、短時間であってもきちんと横になるのがおすすめ。昼寝と言えば机や椅子でウトウトしているイメージですが、首や肩が凝ってしまい疲れが増してしまう恐れがあります。
ソファやベッドなどでゆったりと横になり、身体の負担を軽減してより効果的な昼寝をしましょう。
3.目を閉じる
ただ目を閉じるだけでも「脳の情報処理を約8割軽減させることが可能」と言われています。
しっかりと目を閉じて脳の活動を抑えることで、昼寝の効果がアップしますよ。
4.アラームをセットする
長時間の昼寝は夜の睡眠を浅くしてしまう原因になります。効果的な昼寝には時間を守ることが大切。
昼寝前にしっかりアラームをセットすることで、より良い昼寝ができますよ。
5.昼寝前にトイレへ行く
昼寝中トイレに行きたくなると、眠りの邪魔になります。昼寝前は必ずトイレを済ませ、リラックスして昼寝をしましょう。
効果的な昼寝の活用方法
軽い昼寝は身体にとってメリットですが、さらに4つのポイントを取り入れることで、より良い昼寝時間になりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
1.昼寝を習慣化する
毎日同じ時間に昼寝をし習慣化することで、リフレッシュ効果が高まります。習慣化によって体内時計も調整されるため、短時間で眠りに入りやすく、より深い睡眠もとりやすくなりますよ。
2.昼寝の時間を調整する
昼寝の時間は「昼食後の午後1時~3時のあいだ」「20分程度」が理想ですが、自分にあった時間帯や
時間の長さは人それぞれです。
長時間のお昼寝はおすすめできませんが「15分~30分程度の長さ」で、ベストな時間を探してみましょう。
3.昼寝前後に運動をする
昼寝の前後に運動をすると、血流が促進されリラックス効果を高めることができます。おすすめは軽いストレッチやウォーキング。
- 昼寝前にストレッチでリラックス
- 昼寝後に散歩がてらウォーキングで心地良い目覚め
など上手に取り入れてみてください。
4.昼寝前にカフェインを摂取する
昼寝前に軽くカフェインを摂取すると、短時間でスッと目覚めやすくなります。過剰な摂取は眠りを妨げるため、適量の摂取を心掛けましょう。
まとめ
忙しい毎日に昼寝を取り入れることで、効果的に心身の疲れを軽減させることができます。昼寝は健康の向上や記憶力の強化に繋がるため、仕事や学業のパフォーマンス改善にも役立ってくれますよ。
最適な時間帯・長さ・ポイントを参考に、上手に昼寝を取り入れて見てくださいね。