「肩こりと吐き気がひどい」
「風邪でもないのに、吐き気がする」
そんな人は、もしかしたら「肩こりがひどくて吐き気につながっている」のかもしれません。
ひどい肩こりが引き起こす「吐き気」に悩んでいる方は、意外と多いんです。
吐き気が辛いと仕事はもちろん、日常生活にも大きな支障を与えてしまいます。老若男女誰にとっても大きな問題ですよね。
本記事では、吐き気の原因や肩こりとの関係、肩こりによって起こる吐き気の対策を詳しく解説していきます。
肩こりと吐き気の関係は?自律神経の乱れの可能性がある
肩こりによって起こる吐き気は、自律神経の乱れと関係している可能性があります。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、ふたつの神経のバランスで、内臓の働きや体温を制御するのが役割。
肩こりは首の筋肉の緊張につながり、結果として首に集中している自律神経を圧迫することがあります。
圧迫された自律神経は正常に働かなくなり、内臓の働きなどが低下し、吐き気につながります。
そのため肩こりによる「首の筋肉の緊張」を緩和することで、吐き気が改善する可能性があります。
筋肉の緊張を緩めるには、毎日ケアを続けることが大切。おすすめの「続けやすいセルフケア」を紹介します。
肩こりによって起こるおすすめセルフケア3選
「肩こりが原因の吐き気」のセルフケアでは、首や肩の筋肉をほぐして自律神経の乱れを整えることを目指します。主な方法は4つです。
- 首を温める
- しっかり睡眠をとる
- ストレッチ
- 整体に行く
首を温める
首を温めることによって、緊張していた筋肉がほぐれ、自律神経が整うことが期待できます。温める方法はさまざまですが、以下の3つの方法が簡単でおすすめです。
ホットタオルを首にあてる
湯船に首まで浸かる
ホッカイロを使用
どれも今日からでも実践可能な、手軽な方法ではないでしょうか。「肩こりからの吐き気」に悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
しっかり睡眠をとる
多くの人が認識している通り、睡眠は疲労を取り除くのに重要。また睡眠には筋肉の緊張を和らげる効果もあり、慢性的な睡眠不足がと肩こりが悪化する可能性も。
睡眠不足が続いている場合は、なんとか時間を工面して、睡眠をしっかりとりましょう。
一晩では期待したほどの効果がでないことも多いですが、睡眠不足の解消は健康にとってとても大切です。
ストレッチ
肩こりや首の緊張を緩和するストレッチはいくつかありますが、代表的なものは「肩すくめ」。
両肩をすくめるように上に持ち上げて10秒キープしたあと、一気に脱力する簡単なストレッチです。
首を左右に倒して、それぞれ10秒ほどキープするのも効果的。ゆっくりおこなうのがポイントです。
難しいことをやる必要はないので、簡単なことを毎日こまめに続けましょう。
整体に行く
「紹介したセルフケアでは肩こりからの吐き気が解消できない」「プロに見てほしい」という場合は、整体でケアするのも手です。
セルフケアではほぐせない部分まで調整できるため、肩こりの回復が早くなることも。
整体院ごとに得意分野や目的が違うため、肩こり改善が得意な整体院を探すのがいいですね。整体院の公式サイトを比較してみましょう。
肩こりによる吐き気についてまとめ
肩こりは吐き気を引き起こす可能性があります。首の筋肉が緊張し、自律神経が乱れることで吐き気につながるのです。
対策としては、セルフケアで筋肉の緊張をほぐす方法があります。
この記事で紹介したセルフケアは、すぐ実践できて続けやすいものばかり。セルフケアを継続することで、「肩こりが原因で起こる吐き気」が解消される可能性があるので、ぜひ試してみてください。