心地良い睡眠は、健康的な生活に欠かせないものですよね。良質な睡眠を取れれば、健康面・精神面ともに良好な毎日を送ることができるでしょう。
しかし日頃のストレスや身の回りの環境に左右されて、なかなか寝付けない人も多いはず。
今回は「寝付きが良い人と悪い人の違い」について解説します。あなたの睡眠の質を向上させるヒントにしてみてください。
寝付きの良い人の特徴
寝付きの良い人には、以下のような特徴があります。
- 日中の活動量が多い
- 就寝前のリラックス時間・習慣がある
- 寝室の環境を整えている
日中の活動量が多い人や意識的に運動を取り入れている人は、身体が適度に疲れを感じ、スッと深い眠りに付ける人が多いです。
特に運動は身体だけでなく心のリフレッシュにも繋がるため、睡眠の質を向上させる良い習慣でしょう。
また、就寝前に自分だけの時間や決まったルーティンなどリラックスする習慣がある人も、寝付きが良い傾向にあります。
睡眠を大切にしている人は寝室の環境を上手に整えている方も多いです。これらの要因が重なって、良質な寝付き・睡眠を手に入れていると言えるでしょう。
寝付きが悪い人の特徴
寝付きが悪い人には、以下のような特徴があります。
- 日中の活動量が少ない
- ストレスの多い環境
- 就寝前のスマホやパソコン・テレビ
- 睡眠に適さない寝室
日中の活動量が少なく運動不足気味な人は、身体があまり疲れていないため、寝付きが悪い傾向にあります。
また日頃からストレスが多い環境にいる場合、寝ようと思っても心がリラックスしていないため、なかなか寝付くことができないでしょう。
就寝前のスマホやパソコン・テレビをだらだら見る習慣や、睡眠に適していない寝室で寝ている方も、睡眠の質が低下傾向に。これらの要因が「寝付きの悪さ」「質の低い睡眠」に繋がってしまうのです。
良質な睡眠を得るための4つのポイント
心地良い寝付き・良質な睡眠を得るには
- 適度な運動
- 寝室の環境
- 食事の取り方
- 適切な睡眠時間
この4つのポイントが重要です。寝付きの悪い人は、ぜひ取り入れてみてください。
1.適度な運動
日中の活動量を意識的に増やすことで、身体が適度に疲れ、心のリフレッシュにも繋がります。
- 一駅前で降りて歩く
- 徒歩で買い物に行く
- 軽いストレッチや体操
ジムのようなハードルの高いものではなく、まずはいつもの活動の流れに少しだけ身体を動かす習慣をプラスしてみてください。
電車や自転車で通り過ぎている場所をのんびり歩くと、季節の変わり目に気付いたり、新しいお店を見つけたりと心にも良い刺激を与えてくれますよ。
2.寝室の環境
良い寝付き・睡眠には寝室の環境がとても大切です。
- 適度な暗さ
- 落ち着く静けさ
- 清潔で快適な寝具
すんなりと寝付くためには適度な暗さが必要です。寝室のカーテンには遮光性のあるものがおすすめ。明る過ぎる照明は変更するようにしましょう。
リビングから離れた静かな寝室、清潔で快適な寝具を使用すれば、より良い睡眠を得ることができます。
耳栓やアイマスク・リラックスできるフレグランスなどアイテムを取り入れるのも良いでしょう。
3.食事
食事も良質な睡眠を手に入れるための重要なポイント。夕食に消化の時間がかかるものを食べてしまうと、睡眠の質を下げてしまう恐れがあります。
また就寝前のカフェインやアルコールも脳を興奮させてしまうため避けたほうがよいでしょう。
ボリュームがある食事を取るなら早めの時間に。仕事の都合などで夕食時間が遅くなる場合は、軽めの食事を取るように心掛けてみてください。
4.適切な睡眠時間
睡眠時間には個人差があり一概には言えませんが、一般的に成人は「7~8時間」の睡眠が必要と言われています。
まずは毎日7~8時間の睡眠時間を確保するようにし、少しずつ時間を調整して自分にあった睡眠時間を見つけてみましょう。
また睡眠時間の確保とあわせて、決まった時間に寝室へ行くのもおすすめ。身体に睡眠リズムが付き、すんなりと寝付きやすくなります。
まとめ
寝付きの良い人と悪い人には、日常生活の習慣や環境に違いがあります。
「寝付きが悪いなぁ…」と悩んでいる人は、まず寝付きが悪い原因を見つけ、寝付きが良い人を参考に習慣や環境を改善してみてください。
毎日を少しずつ生活を整えることで、理想の睡眠に近づくことができるでしょう。