ダイエット

食べても太らない?「PFCバランス」を知るだけで体は変わる

「食事制限をしても体重が落ちない…」「運動を頑張っても思ったほど体型が変わらない…」そんな経験、ありませんか? 

もしかしたら、それは「食べ方」を間違えているサインかもしれません。

実は、食事の量を減らすことよりも大切なのが、何をどんなバランスで食べるか。このカギを握っているのが「PFCバランス」です。

今回は「食べても太らない?「PFCバランス」を知るだけで体は変わる」について解説いたします。

「PFCバランスって何?」疑問を感じたあなたへ

最近SNSや健康系の雑誌でもよく耳にする「PFCバランス」という言葉。

でも、実際には「なんとなく聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない」という方が多いのではないでしょうか。

たとえば、ダイエットを始めると「糖質制限」「カロリー制限」「脂質オフ」といった言葉が目につきます。しかし、それらの方法を実践してもうまくいかない場合は、栄養バランスが偏っている可能性が大いにあるんですよ。

体型も健康も美しさも、実は食事内容がほとんどを左右しています。

特に「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」という三大栄養素の割合を知っておくことは、自分の体を理想の方向へ導くための土台づくり。

食事内容を少し意識するだけで、体は確実に変わるんですよ。

PFCバランスとは?|たんぱく質・脂質・炭水化物の黄金比

PFCバランスとは、食事の三大栄養素「たんぱく質(Protein)」「脂質(Fat)」「炭水化物(Carbohydrate)」の割合を指す言葉です。

食事のカロリーは基本的にこの3つの栄養素から成り立っています。

どんなにカロリーを制限しても、このバランスが崩れていると「痩せない」「疲れやすい」「リバウンドしやすい」体になりがちです。

逆に言えば、カロリーを気にしすぎなくても、バランスが整えば体は変わりやすくなります。

理想の体づくりには、まずこの基本を知ることが何よりも大切なんです。

 PFCバランスが崩れると体はどうなる?|太る・痩せないの本当の理由

食事を減らしても体重が落ちない。逆に、たくさん食べているのに太りにくい人もいる。

こうした不思議な現象の背景には「PFCバランス」の影響があります。

たとえば、炭水化物ばかりの食事を続ければ脂肪が蓄積されやすく、たんぱく質が不足すれば筋肉が減って基礎代謝が落ちてしまいます。

脂質は過剰摂取すると太りますが、不足するとホルモンバランスを乱し、疲れやすくなる原因にも。

単に「食べすぎ」「食べなさすぎ」で片付けられない、体型や健康の問題。

実はPFCバランスの崩れこそが「太る・痩せない理由の正体」なのです。

理想のPFCバランスとは?|目的別・年齢別に変わる栄養の配分

「結局、どんな割合が理想なの?」と疑問に思う方も多いはず!

実はPFCバランスは、人それぞれの体型、年齢、性別、運動量、そして目標によって最適な比率が異なります。ですが、一般的な目安としては次のようになります。

  • たんぱく質:15〜20% 
  • 脂質:20〜30% 
  • 炭水化物:50〜60%

例えば、ダイエット中はたんぱく質を多めに摂って筋肉量を維持しつつ、脂質と炭水化物をコントロールする。

筋トレやスポーツに力を入れる人なら炭水化物とたんぱく質の量をさらに増やす…このように目的に応じた調整が大切です。

PFCバランスの計算方法|1日にどれだけ食べればいい?

数字が苦手…という方も多いですが、PFCバランスの計算は思ったよりシンプルなんです。

まず、自分の1日の摂取カロリー目安を設定しましょう。次に、そのカロリーをPFCの比率に当てはめて、それぞれの栄養素のグラム数を求めます。

  • たんぱく質:1g=約4kcal 
  • 脂質:1g=約9kcal 
  • 炭水化物:1g=約4kcal

最近では、食事内容を入力するだけで自動的にPFCバランスを算出してくれるアプリも多数ありますよ。

計算を難しく考えすぎず、気軽に記録することから始めてみてください。

食事で整えるPFCバランス|コンビニ・外食でもできるコツ

「自炊はハードルが高い」「忙しくて考える暇がない」そんな日常でも、PFCバランスは意識できます。

例えばコンビニなら、たんぱく質が豊富なサラダチキンやゆで卵、おにぎり、ナッツ類を組み合わせるだけでバランスが整います。

外食でも、メイン料理を肉や魚中心に選び、ご飯やパンの量を調整するだけで十分です。

日々の食事の中で「たんぱく質は足りているかな?」と意識するだけでも、体は少しずつ変わっていきますよ。

完璧を目指さなくてOK|PFCバランスは7割意識が成功のカギ

数字や割合にこだわりすぎてストレスになってしまっては本末転倒。

PFCバランスは「完璧を目指さない」ことこそが、長く続ける秘訣ですよ。

大切なのは、1日単位ではなく1週間や10日といった期間で全体のバランスを整えること

今日食べすぎたなら、明日控えめにする…そんな柔軟さが体づくりには必要です。

数字は自分を縛るものではなく「迷った時の地図」だと考えれば、食事のストレスもぐっと減っていくでしょう。

まとめ

ダイエットや健康づくりの成功は「食事が9割」とも言われるほど、何をどんなバランスで食べるかが重要です。

PFCバランスを知れば体が変わる、未来が変わる!

PFCバランスを知り、日々の食事をほんの少し意識するだけで、体型だけでなく体調も大きく変わりますよ。

無理なく、自分らしく理想の体に近づくための第一歩を、ぜひ今日から踏み出してみましょう。

この記事を書いた人

【院長】鎌谷直也|柔道整復師

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