忙しい午前中が終わり、ほっと一息つけるランチタイム。しかし、昼食を食べた後ってどうしてあんなに眠くなってしまうのでしょうか?
休憩時間が終わっても残ってしまう眠気に、仕事や勉強の効率が下がって困っている人も多いでしょう。そこで今回は「昼食後の眠気の原因や対策・効果的なお昼寝の方法」について解説します。
眠気の原因①~眼精疲労~
昼食後に強い眠気に襲われてしまうのは、積もり積もった眼精疲労が原因かもしれません。目の疲れは眼精疲労だけでなく、自律神経のバランスを乱して日中の眠気やだるさを引き起こしてしまうからです。
特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、目に負担をかけてしまいますよ。
日頃から目の疲れを感じている方におすすめの対策は
- 定期的に目の休憩時間を取り入れる
- ブルーライトカット機能を取り入れる
- 目の血流を良くする
目の休憩時間の目安は20分ごと。遠くの景色を眺めたり、意識的にまばたきをして目の筋肉の緊張をほぐし、眼球の乾燥を防ぎましょう。
そして昨今では様々なブルーライトカット機能を備えた商品が販売されています。眼鏡や画面フィルム、モニター自体にブルーライトカット機能を備えたものもあるので、積極的に使用してみてください。
またホットタオルやホットアイマスクで目の血流を良くするのもおすすめ。目の筋肉の緊張がほぐれ、すっきりとリフレッシュすることができますよ。
眠気の原因②~食事量や内容~
昼食後の眠気を軽減するには、適切な食事の摂取が重要。食後は血糖値が上昇するため、急激に血糖値が上がるような食事の取り方をしてしまうと、次に起こる血糖値の急降下で眠気やだるさが現れてしまいます。
眠気を起こしにくい昼食の取り方は
- バランスの取れた食事を心掛ける
- タンパク質や食物繊維を積極的に摂取
- 食後の軽い運動も〇
お米や小麦粉など主食となる穀物に含まれる糖質は、血糖値を上昇させやすいため眠気を誘いやすくなります。手軽だからとパスタや丼物・カップラーメンで昼食を済ませている方は要注意ですよ。同じ麺類なら食物繊維が豊富なお蕎麦、野菜が豊富な食事、全粒粉など食物繊維が豊富で低糖質なパンもおすすめです
また食後は軽い運動をするのもいいでしょう。血行促進・リフレッシュ効果で眠気の軽減に繋がりますよ。
眠気が酷いときは思い切って「昼寝」するのもおすすめ
もしあまりにも眠気が酷いときは、時間を取ってお昼寝をするのも眠気改善の一つの方法です。しかし昼寝のタイミングや時間を間違うと逆効果になりかねません。
昼食後お昼寝をするなら
- 15~20分程度
- 13時~15時の間
- 環境を整える
以上を守ってお昼寝をしましょう。
長時間の昼寝はだるさや眠気を増してしまい、効率の悪い午後を迎えてしまいます。また体内時計に沿った時間帯で昼寝をするのも重要です。
昼寝をするときはきちんと横になり、心地良い気温や湿度・静けさや明るさを調節すると、短時間で良い昼寝をすることができ、眠気が軽減されます。
快適なベッドやマットレス、暗めのカーテンなどのアイテムを使用すると、更に眠りの質を向上させることができるでしょう。
まとめ
昼食後の眠気は午後のパフォーマンスを落とす原因になってしまいます。しかし日頃から眼精疲労や食事の取り方を工夫することで、昼食後の眠気を軽減し、効率的に仕事や学業に取り組むことができるようになりますよ。
目の疲れを軽減するアイテムや血糖値が上がりにくい食事・心が落ち着く環境などを心掛け、すっきりとした午後をスタートさせましょう。