お仕事に家事、そして育児と、毎日休む間もなく走り続けている皆さん、本当にお疲れ様です。
ふとした瞬間に、腰が重いなと感じることはありませんか。
湿布を貼ったり、マッサージに行ったりしても、なかなか痛みが抜けなくて、ついため息が出てしまう。
そんな悩みをお持ちの方もきっと多いですよね。
腰痛は「心」と「社会生活」からやってくる?
実は、長引く腰痛の原因は、腰そのものだけにあるのではないかもしれません。
最近の研究では、私たちの心や、職場での人間関係が、腰の痛みと深くつながっていることが分かってきました。
昔は、腰痛といえば骨や筋肉の異常だと思われてきました。
でも今は、日々の生活や仕事で感じるストレス、つまり、心や社会生活の中での環境が、
痛みを長引かせる大きな理由になっていると考えられています。
たとえば、仕事で十分に力を発揮できていないと感じたり、職場の人間関係でギクシャクしたり。
そんな、働きがいが低くなってしまっている状態や、周りからのサポートが足りない環境が、
実は腰痛を招く大きなきっかけになるのです。
なぜ、働きがいやストレスが腰の痛みに関係するのでしょうか。その鍵を握っているのは、私たちの脳です。

脳の「痛みのブレーキ」が壊れる仕組み
私たちの脳には、痛みを感じたときにそれを和らげてくれる、天然の痛み止めのようなシステムが備わっています。
嬉しいことがあったり、やる気に満ちていたりするとき、脳内にはドパミンという物質が広がります。
このドーパミンが、痛みの信号を抑えるブレーキのような役割を果たしてくれるのです。
ところが、強いストレスが続いたり、仕事への意欲を失ったりすると、
このブレーキがうまく働かなくなってしまいます。
ドパミンが出にくくなることで、本来なら気にならない程度の軽い痛みでも、
脳が激しい痛みとして大げさに受け取ってしまうようになるのです。
つまり、腰の傷は治っているはずなのに、心が疲れているせいで、
脳が痛みをずっと離してくれないというわけですね。



「働きがい」と「サポート」が腰を守る理由
逆を言えば、仕事が楽しいと感じたり、仲間に助けられていると実感できたりするときは、
脳がしっかり痛みを抑えてくれます。
職場の誰かから「いつも助かっているよ」と言ってもらえるだけで、それはあなたの心だけでなく、
腰にとっても最高の薬になります。
自分自身で、この仕事は誰かの役に立っているなと思えることも、とても大切です。
心が前向きで、心地よい状態にあるとき、あなたの脳は痛みに対してとても強くなれます。
家族の様子も痛みに影響する?
そして意外なことに、家庭での様子も痛みに影響を与えることがあります。
もし家族の中に腰痛で辛そうにしている人がいると、それを見ているあなた自身も、
動くのが怖くなってしまうことがあるからです。
痛みを怖がりすぎて、動くのを極端に控えてしまうと、かえって回復を遅らせてしまうこともあるのですよ。
まとめ:心と脳を休めて、腰痛を卒業しましょう
毎日、責任感を持って頑張っているあなただからこそ、ときには自分を甘やかしてあげてください。
腰痛を本気で癒していくためには、姿勢を整えるのと同じくらい、心のケアが大切です。
職場で誰かに頼ってみることは、決して悪いことではありません。
むしろ、腰痛を遠ざけるための大切な一歩です。
そして、何より、毎日これだけ頑張っている自分自身を、誰よりもあなたが褒めてあげてくださいね。



心がふっと軽くなれば、あなたの脳のブレーキも元気を取り戻し、腰の痛みも少しずつ和らいでいくはずです。
もし、足に力が入らないような強い痛みがあるときは、無理をせずに専門の先生に相談してくださいね。
でもそうでなければ、まずは自分をいたわることから始めてみませんか。
今日は少し肩の力を抜いて、温かい飲み物でも飲みながら、ゆっくり自分を癒してあげてくださいね。













