5月も後半に入り、爽やかな晴天の日が続く一方で、少しずつ湿度を感じる日や、すっきりとしない雨の日が増えてきましたね。
梅雨の足音が聞こえ始めるこの時期、整体院コツリバには、こんなお悩みを抱えたお客様が多くいらっしゃいます。
- 「雨が降る前日になると、肩がガチガチに硬くなる」
- 「天気が崩れると、決まって頭痛がして辛い」
- 「天気予報を見なくても、自分の体調で雨が降るのが分かる」
これ、実は「天気痛(てんきつう)」や「気圧痛」と呼ばれる症状かもしれません。
これまでに紹介した「スマホ首」や「寝違え」といった姿勢不良や急な痛みとはまた違った、自律神経の乱れと血行不良が複雑に絡み合った状態です。

プロの視点:なぜ揉んでも治らない?原因は肩じゃないかも
肩がガチガチに凝っている時、ついつい家族に「ここを強く揉んで!」と頼んだり、自分で痛いところをグイグイ押したりしていませんか?
実は、その「良かれと思ってやっている習慣」、逆効果になっているかもしれません。
私たちプロの視点から見ると、痛みを我慢した無理な強揉みは、かえって炎症や筋肉の損傷を悪化させ、治癒を遅らせるリスクがあるんです。
そして、何より重要なポイントがあります。
「肩が痛いからといって、原因が肩そのものにあるとは限らない」ということです。
その鍵を握るのが、「筋膜(きんまく)」のつながりです。
筋膜とは、筋肉だけでなく骨や内臓まで、全身をシーツのように包んでいる膜のこと。
例えば、スマホ操作や前屈みの家事で「巻き肩(猫背)」になっていると、肩の筋肉だけでなく、「胸の前側(大胸筋)」の筋膜も硬く縮こまってしまいます。
すると、胸の筋膜が肩の筋膜を前方へ引っ張り、結果として肩の後ろ側の筋肉が常に引っ張られ、硬くなって痛みを引き起こすのです。
つまり、肩だけをいくら揉んでも、根本原因である「胸の前側の縮こまり」が解消されなければ、痛みはすぐにぶり返してしまうのです。



今日からできる!巻き肩改善「壁つきストレッチ」
縮こまった胸の筋膜をほぐし、天気痛に負けない体を作るための簡単なセルフケアをご紹介します。
それが「壁つきストレッチ」です。
やり方はとっても簡単。
- 壁の横に立ち、壁側の手を肩の高さで後ろにつきます。
- 手と壁を固定したまま、体をゆっくりと反対側へひねります。
- 胸の前側(大胸筋)が気持ちよく伸びるのを感じながら、自然な呼吸で15〜30秒キープします。
- 反対側も同様に行います。
ポイントは「痛気持ちいい」範囲で行うこと。
入浴後や、雨が降りそうだなと感じる前に、ぜひ試してみてくださいね。



まとめ
雨の日の前にひどくなる肩こりは、体からのSOSサインです。
「天気のせいだから仕方ない」と自己判断で放置したり、強いマッサージだけでその場をしのぐのではなく、一度プロに全身のバランスを見てもらうことも検討してみてください。
私たちコツリバでは、痛む肩だけでなく、全身の「筋膜のつながり」や姿勢から根本原因を特定し、ケアを行います。
気圧の変化に振り回されない、笑顔で心地よい毎日を取り戻すために、まずは気軽にご相談くださいね。
















