「冷房は体に悪いから」。
そう思って、寝苦しい夜も我慢してエアコンを消していませんか。
その優しさ、実はちょっと危険信号かもしれません。

我慢が招く、意外な悪循環
暑さを我慢して眠ると、体は休むどころか熱を逃がそうと必死になります。
汗をかき、寝返りを打ち、脳は浅い眠りのまま朝を迎える。
「ちゃんと寝たはずなのに、体がだるい」。
そんな朝を迎えたことがある方も、多いのではないでしょうか。
これが続くと、体の司令塔である自律神経(じりつしんけい)が乱れてしまいます。
自律神経は、体温調節や内臓の働き、血流までコントロールしている大切な仕組みです。
暑さへの我慢は、その司令塔を、毎晩じわじわと疲れさせているようなもの。
「体に悪いから消す」つもりが、「体に悪いことを続けている」のでは、本末転倒ですよね。
しかも夏の寝苦しさは、一晩だけでは終わりません。
熱帯夜が続けば、その分だけ疲れも積み重なっていきます。



快眠のための、室温と湿度の目安
では、どれくらいに設定すればいいのでしょうか。
プロの目線でお伝えすると、寝室の適温は20℃前後が目安です。
そして湿度は、40〜70%の範囲を意識してみてください。
「冷えすぎるのも心配」という方は多いと思います。
その場合は、タイマー設定や風向きの調整で、体に直接風が当たらないよう工夫するのがおすすめです。
除湿(ドライ)機能を上手に使うのも、一つの手です。
温度だけでなく湿度が下がるだけでも、体感はぐっと涼しくなります。
大切なのは、我慢することではありません。
夜中に目が覚めない、心地よい環境を自分でつくってあげること。
それが、暑い夏を元気に乗り切るための、立派な防衛策になります。



まとめ
「このくらいの暑さなら平気」。
そう思って我慢を重ねていると、知らないうちに自律神経が疲れ切ってしまいます。
放っておくと、日中のだるさや頭痛、肩や首のこわばりとなって、体に現れることも少なくありません。
一人で我慢を重ねる前に、まずは気軽にお話しください。
コツリバでは、そうした体のサインを一緒に見つけ、整えるお手伝いをしています。
暑い夏こそ、我慢しない選択を。
あなたの体は、それだけ頑張っているのですから。
















