暑い夜、冷たいビールを飲んで、そのまま眠りに落ちたい。
そう思う気持ち、よくわかります。
一方で、日中は暑さを避けて、涼しい室内でゴロゴロ過ごす。
実はこの二つの習慣、どちらも夏バテ不眠を招く落とし穴なんです。

「寝酒」は、百害あって一利なし
アルコールを飲むと、一時的には眠りに入りやすくなります。
ですが、それは見せかけの効果にすぎません。
アルコールには、眠りを浅くしてしまう性質があります。
深い睡眠が減り、夜中や明け方に目が覚めやすくなってしまうのです。
熱中症予防のための水分補給は、とても大切です。
でも、アルコールはその代わりにはなりません。
利尿作用によって、かえって体の水分を失わせてしまうこともあります。
「寝苦しいから、ついもう一杯」という夜が続いていないか、一度振り返ってみてください。
お酒は純粋に楽しむものとして、不眠対策として頼るのはやめておきましょう。



涼しい室内での「省エネモード」も、実は逆効果
もう一つ、見落としがちなのが日中の過ごし方です。
暑いからと、1日中クーラーの効いた部屋でゴロゴロしていませんか。
体を動かさないでいると、体の中に「そろそろ眠りたい」という睡眠欲求が、うまく溜まっていきません。
その結果、夜になっても寝つきが悪くなる。
そんな悪循環に陥ってしまうのです。



プロがすすめる、夕方の軽い運動
対策はシンプルです。
比較的涼しくなる夕方以降に、軽く汗ばむ程度の運動を取り入れてみてください。
ウォーキングでも、ストレッチでも構いません。
近所を15分ほど歩くだけでも、体には十分な刺激になります。
ほどよい肉体的な疲労が、心地よい眠気を連れてきてくれます。
日中の活動量が上がることで、自律神経のリズムも整いやすくなるはずです。
「暑いから動きたくない」気持ちを少しだけ脇に置いて、夕方の風にあたってみる。
それが、夜の質を変える第一歩になります。



まとめ
「寝酒でリラックス」「涼しい部屋で省エネ」。
どちらも一見、体をいたわっているように見えて、実は自律神経を静かに乱していく習慣です。
放っておくと、睡眠の質の低下が、日中のだるさや集中力の低下、体のこわばりとなって表れてきます。
痛みのない体で、もっと毎日を楽しみませんか。
コツリバでは、そうした生活習慣からくる不調にも寄り添いながら、体を根本から整えるお手伝いをしています。
今日の夕方、少しだけ体を動かすことから始めてみましょう。
















