夏休みに入り、久しぶりに孫の顔を見てパッと抱き上げた瞬間、肩に走る激痛。
「あ、やってしまった…」
そんな経験をされた方、この時期ほんとうに多いんです。
帰省した家族との時間は嬉しいのに、肩が痛くて思うように動けない。
その悔しさと申し訳なさは、経験した方にしかわからない辛さですよね。

五十肩の「夜の痛み」は、昼間とは別物です
五十肩(肩関節周囲炎)の症状の中で、特につらいと言われるのが「夜間痛(やかんつう)」です。
日中はなんとか動けるのに、横になった途端に肩がズキズキと痛み出す。
寝返りを打つたびに目が覚めてしまい、朝になっても疲れが全く取れていない。
誰にも言えないまま、毎晩一人で耐えている方も少なくありません。
夜間痛が起きるのには理由があります。
横になると、日中は重力で下がっていた腕の重さが肩関節に別の方向からかかります。
炎症が起きている関節周囲の組織が引っ張られ、痛みが強くなるんです。
さらに夜は副交感神経が優位になり、痛みの感覚が鋭くなりやすいとも言われています。



寝る前に試してほしい『クッション活用術』
特別なものは何も要りません。 自宅にあるクッションやタオルで、今夜からできる工夫です。
① 仰向けで寝る場合
痛む側の肩の下に、薄めに折ったバスタオルを敷きます。
肩甲骨ごと少し持ち上げるイメージです。 肩関節への圧力が分散されて、じんわりとした痛みが和らぎます。
さらに、痛む側の腕の下にも折りたたんだタオルを添えて、腕全体を少し高めに支えてあげましょう。
② 横向きで寝る場合
必ず、痛くない側を下にして寝てください。
痛む側を下にすると、体重が直接肩にのしかかってしまいます。
胸の前に抱き枕やクッションを置き、上になった痛む側の腕をそこに乗せましょう。
腕が宙ぶらりんにならず、肩関節が安定して痛みが出にくくなります。
③ 寝る前の「脱力ストレッチ」
痛む側の肩を意識的にストンと落とし、5秒キープ。
肩まわりの余計な緊張を抜いてから横になるだけで、入眠時の痛みがずいぶん変わります。
力を入れるのではなく、「抜く」ことがポイントです。



まとめ
夜間痛を放置して睡眠不足が続くと、疲労と痛みの悪循環に陥ります。
体の回復力が落ちて、五十肩そのものの治りも遅くなってしまいます。
また、五十肩は適切なケアをしないと関節が固まり、腕が上がらない状態が長期間続くリスクもあります。
コツリバでは、肩だけでなく姿勢や骨盤のゆがみから全身のバランスを整えることで、夜間痛の根本にアプローチしています。
「毎晩痛くて眠れない」「もう何ヶ月もこの状態が続いている」という方、ぜひ一度ご相談ください。
夏の夜を、痛みなく眠れる日を一緒に取り戻しましょう。
















